関数って何?わかりやすく言うとエクセルへの指示のこと

2019年9月14日

エクセルを勉強していると必ず出てくる「関数」という単語。僕が学生だった頃にエクセルの授業でこの単語を聞いた時、「一次関数とか二次関数のうちの種類?」と思ってました(笑)こう思ったのは僕だけじゃないはず!エクセルってアメリカの製品なので英語を日本語にしているせいか、とっつきにくい部分もあるんですよねー。

で、今回は当時の僕のように「関数ってなんなの?」という方向けへの記事となります。普段エクセルで関数使っている人でも言葉で説明できる人って少ないんじゃないかな?

グーグルで検索しても関数それぞれの機能についての記事はあるんでけど関数自体の説明をされているブログがあまりないんですよね。関数って何なの!?っていう方に向けてなるべくわかりやすく説明していきますので、お付き合いください!

結論:関数とは指示のこと

先に今回の記事の結論から言っちゃいます。エクセルでいうところの「関数」とは

  • エクセルに対する指示のこと
  • 指示とは「計算しろ」とか「このデータ探して」とか

イメージつかめますか?つまり、エクセルに指示を出せば勝手に作業してくれるんです。ものすごく便利そうですよね?

じゃあ「指示」って具体的に何なのよっていうところですよね。学校の先生はだいたいこんな風に教えてくれます。

先生:「四則演算ができます。」

みなさん:「え!すげー!」

・・・ってならないですよね。

何が便利なんだと。四則演算って足し算・引き算・掛け算・割り算でしょ?暗算できないレベルだとしても電卓あるやん、と。そのツッコミ正しいです。

僕だったらこう伝えます。

「指示を出すだけで、あなたの代わりに作業の大半を肩代わりしてくれます。」

そうなんです。エクセルの関数でできることは多岐にわたります。四則演算は基礎中の基礎。一定の条件に当てはまるデータを探しだすこともできるし、データの件数をカウントするのも一瞬。ちょっとは便利そうって感じてもらえました?

前置きが長くなりましたが、実際に関数の一例を紹介するのでイメージをつかんでください。

具体例①:計算

エクセルの関数を習うときに絶対やらされること。それは足し算です。関数の基礎を学ぶにはいいのかもしれませんが、便利さが伝わらないんですよねー。ということでちょっと複雑な計算を関数でやってみます。

例えば

198 + 20862 + 182+ 207

これエクセル使わないで3秒で出来ます?僕は無理です。エクセルの関数を使うとこんな感じで出来るよっていうのを示します。

関数使用例:足し算
sum関数を使用した例

この例では「足し算して」という指示を出して計算させてみました。こんな感じで関数名とデータをセルに入力すれば勝手に計算してくれます。ほかの関数でも基本的には同じやり方です。

具体例②:件数取得

今度はいっぱいあるデータの中から条件に合致するデータの件数を算出したいケースを例に関数を使ってみます。

ここではCOUNTIF(カウントイフ)関数というのを使います。(詳しくは別記事でご紹介します)

条件に合致するデータの件数を取得
条件に合致するデータの件数を取得する関数を使用した例

いちいち目で件数を数えてたら大変ですよね。こういうめんどくさい作業を関数がやってくれます。

まとめ:関数とは指示のこと

いかがでしたでしょうか。エクセルの関数についてのイメージがわきましたか?

これまで説明してきたように、関数とは指示のことです。

言い換えると、一定の機能を持った処理のことです。足し算をする機能を持ったSUM関数、指定した条件に合致するデータの件数を算出するCOUNTIF関数など、関数はいっぱいあります。

関数の種類はたくさんありますが、よく使う関数は数個しかありません。別記事にまとめますのでお楽しみに!

ということで今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。